こんにちは、ようです。
訪日観光客が増えたからか、日本にいても海外との距離が縮まったのを感じます
英語の勉強を始めたという声も聞くようになりました
私は日本生まれ日本育ち長期留学経験もありませんが
英語は使えた方がいいだろうな、かっこいいし、という理由で
大学在学時に3年ほど本気で取り組みました
参考書をやり込みTOEICで895点、英検準一級に合格
その後1度目のチャレンジでは不合格でしたが
1年後、2度目で英検一級にすることができました
英語の勉強というとTOEICのスコアアップを目標にする方が多いように感じます
実際、就活などで一番評価された英語の資格はTOEICスコアだったので
誰かの評価を得るためにはTOEICのスコアアップは効率がいいと思います
しかし、英語を使えることが目標なのであれば
- 英語を自由に喋ったり書いたりできるようになりたい
- 有効期限のない英語の資格を得たい
- 試験に2万円も3万円もかけたくない
という方は、TOEICは平均点の600点そこそこを取れたところで、英検の勉強に切り替えるのがおすすめです
TOEICだけでは英語を使えない理由
TOEIC®︎と名のつく試験のなかで、最も有名なのはTOEIC Listening & Reading Testですね
TOEICスコアという話が出る時は、この試験の話をしていることがほとんどです
TOEIC L&Rはマークシート式で、リスニングとリーディングの能力を測ります
英検(実用英語技能検定)はリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能の全てを測ります
スピーキング(話す力)とライティング(書く力)という英語を使うのに欠かせない技能が含まれているのです
TOEICにもTOEIC Speaking & Writing Testという試験があり、これを追加で受ければ4技能になります
しかし2021年の受験者数を見ると
TOEIC L&Rの受験者が200万人を超えているのに対して、TOEIC S&Wは3万人程度
結局みんなTOEIC L&Rしか受けていないということがわかります
TOEICのスコアだけ追い求めていると、TOEICスコアが高くても英語が喋れない人になってしまうのですね
他の英語の試験はどうなの?
TOEICだけでは英語を使えるようにならないとわかったところで
4技能測れる英語の試験もいろいろある中で、どうして英検が一番おすすめなのかをお話ししていきます
大前提ですが、これは2年以内に留学や移住の予定がない人に向けたアドバイスです
4技能測れる英語の試験は、英検の他にTOEFLやIELTSがあります
これらは留学や移住の際に、英語力の証明として一定のスコアが必要になることがあるので
必要なスコアがあるのであれば、そちらを優先した方がいいですね
これらの試験の受験料とスコアの有効期限をまとめてみました
4技能受験料(2024年4月時点) | スコアの有効期限 | |
TOEIC | 7810円(LR)+10450円(SW)=18260円 | 期限なし |
TOEFL | US$245≒36750円 | 2年 |
IELTS | 25380円 | 2年 |
英検準一級 | 10500円 | 期限なし |
英検一級 | 12500円 | 期限なし |
表にすると一目瞭然ですが、TOEFLやIELTSは円安の影響もありかなり高いんです
対して英検は4技能が満遍なく測れる上に、一度合格すれば資格がなくなることもありません
ソロ活の範囲内で英語力を磨くなら、英検がおすすめです
まとめ
いかがでしたでしょうか
TOEICは英語をやり直してすぐの時期にはピッタリの試験です
難易度も難しすぎず、合否ではなく点数で英語力が測れるためモチベーションが維持できます
しかし、TOEICで高得点をとる努力と、英語を使えるようになる努力は別のものです
英語を使えることが目標なのであれば
TOEICは平均点の600点そこそこを取れたところで、英検にチャレンジしてみましょう!
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